畳のあれこれ
- 日本の伝統文化-畳-ってなんだろう?
- 常に肌と接する部分になる畳表。用途によって様々な織り方があり、使用するい草の質や量などによって品質も様々です。
い草について
畳に使用されるい草は、日本では熊本、福岡、高知、岡山などで栽培されています。 海外では主に中国、台湾、タイで生産され、日本の畳の約3割が輸入品となっています。
1枚の畳に使用されるい草は約4,000本で、高級なものには7,000本以上の、い草が使用されています。い草の質の善し悪しは、長さや色、太さなどによって判断され、高級な畳表ほど長く太さの揃ったい草が使用されます。
畳表の織り方
- 普通目織りい草
一番一般的な畳表の織り方で、ひとつの目の中に経糸(たていと)が2本入っています。経糸の間隔は均一になっています。
- 諸目(もろめ)織り
普通目織りよりも目が細かく織られたもの。主に上敷用の畳表に使用されます。
- 目積(めせき)織り
ひとつの目の中に経糸を1本だけ入れた織り方です。
琉球畳や座布団、ござなどに見られる織り方です。- 大目織り
経糸の間隔が広い、主に龍髭(りゅうびん)畳表に使われる織り方です。龍髭畳表は茶室や床の間に使われています。
- 掛川織り
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大小の折り目を交互に繰り返す織り方で、福岡県産の花ござに使われています。
経糸について
畳表に使われる経糸の多くは、綿糸か麻糸が使用されています。綿糸は強度が弱いため、織込めるい草の量が少なく、低〜中級品に用いられます。 麻糸は伸びも少なく強度が高いため、い草を多く織り込めるため、高級品に用いられます。また、麻糸を2本用いてさらに強度を増したり、綿糸を2本、あるいは麻と綿を混ぜて使用した畳表もあります。麻糸にはいくつかの種類があり、中でも太く腰の強いマニラ麻が最上級品の畳表に使用されています。経糸には麻・綿の他に、ポリプロピレン等の化学製品の糸も使用されます。

- 経糸に「綿糸」を使用した畳表。い草の密度が少なく、薄い畳表になります。

- 経糸に「綿糸と麻糸」を使用した畳表。い草の密度が高くなり、丈夫な畳表になります。



